リタイヤからの出発

旅の写真や、田舎暮らしの様子などを、書いていきます。
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三十五日
 妹の三十五日にあたり、大事な親友から言っても無いのに「三十五日に生るのではないかと思うので!」と 大きな花束が贈られて来てありがたい限りだ。
閻魔大王様から三途の川の渡る場所を決められる大事な日だと言うのに兄は調子が悪く、板間でゴロゴロして一日を過ごしてしまった。  

 友達からの花束を閻魔大王様がどう評価してくれるか?i 妹は生きてるとき、何も悪いことをしてなく、友達は皆さん「いつもニコニコと細やかに気遣いをしてくれ、優しくて理想のお姉さんだった」と言ってくれるので、きっと閻魔大王様は激流ではなく「穏やかな、安易な向こう岸に渡る場所」指定してくれるだろうと安心している。

 私の場合はそうはいかないだろうがね?シゲ爺が死んだ時は、棺桶の中に人形や花束ではなく「ライフジャケットか防弾チョッキ」を入れてもらいたいと考えている。母親も疲れがたまり毎日どこかの不調を訴えてくるが、シゲ爺もまだ立ち直れないでいる。
| しげ爺 | - | 01:10 | - | - | pookmark |
泣きながら!


引っ越しと言えば自分が運転手をしてたこともあり自分でするもんだと決めて今迄何度も引っ越しをして来たが、ふと気が付くともう荷物を持てない年寄りになっていた。

昨日初めて妹の遺品と言うべき荷物を「引っ越しのサカイ」さんに運んでもらった。ピアノが出て少し広く成ったと勘違いしていたスペースに妹の荷物の一部が届き今日は嫁が必死に整理に没頭中!

シゲ爺は邪魔なので、妹の写真を整理しパソコンに一日かかって取り込んだ所だ。 若い頃のあどけない妹の写真を眺めていると不覚にも涙が込み上げ「やはり早過ぎた」と半泣きに生って写真を時代別に並べている。

 
| しげ爺 | - | 21:12 | - | - | pookmark |
ネットで!
IMG_1152.JPG

息子が買ったグランドピアノだが、ほとんど息子が帰って来ないので、誰も触ることなく長年我が家に居座っていたが、この度ネットでオークションにかけると、0円から5、6、7、10万円まで五社が査定してくれ、もちろん1番高い10万円で売ることに決定!

早速今日屈強な若者3人が来てくれ、アッサリと持って行ってくれた。狭い家がちょびっと広くなったが、直ぐに元のゴミ屋敷に変身するだろう?

 
| しげ爺 | - | 16:22 | - | - | pookmark |
最後の遺品整理!


 妹が若い頃お隣さんで仲良くしてくれていた親子が今日又妹の形見が欲しいとわざわざ来てくれ、家庭を持たなかった妹がお隣さんのお嬢さんを可愛がったとかで、有り難いことに其の恩を忘れること無くお参りのもわざわざ来てくれたし、今日は遺品をもらってくれると言うので妹のマンションに来てくれ、気に入った物を貰って頂く。

これが最後の遺品整理で、後は運送屋さんに残った物を処分したり、一部電化製品などを我が家にはこんでもらうだけだ、シゲ爺が嫁の反対を押し切り、妹の使っていたベッドを形見に貰うことにした。

家具は今は何処の家でもいらないようで、奇麗好きな妹なのでどれもこれも美しく使っていたが仕方なく処分をしてもらうことに生りそうだ。腰の痛い妹が最後迄使っていたベッドを処分するに忍べず「シゲ爺が貰い受け」生きてる限り使うことにした。

シゲ爺と違い奇麗好きな妹は、洋服などすべてクリーニングしてちゃんと箱にしまっていたので、もったいないほど状態がよいが、いかんせんデパートの仕立ては固いし時代遅れで貰い手はほんの一部分だけで、処分と言ってもリサイクル業者に頼むのでどこかの誰かが気に入って使ってくれるかもしれない。

実際引っ越し屋さんに来てもらい見積もりをしてもらうと、電話での話しでは「リサイクルもやってますから引き取れますよ」と言う話しだったが、結局売れそうなタンス一竿だけで、洋服タンス、食器棚本箱など家具は売れないからゴミとして処分代を頂けたら処分しますということで、もう何一つどうする力も無いのでお願いするしか無かった、洋服は家族で使えそうな物を選別し、残りはゴミとして処分するより、子供会の資源として出した方が少しでも生きるので、ヨロヨロ号に詰め込んで持ち帰った。

後2回程妹のマンションに通えば全ての引っ越しは終わり、妹の生きた形跡は消えてしまうが、友達とシゲ爺の一族は忘れること無く心の中に生き続けるだろう。連日家を空け続けギャルはひとりぼっちでお留守番と言う日が多かったので、ここんところご機嫌斜めですわいな!

 
| しげ爺 | - | 23:49 | - | - | pookmark |
風邪でふけっておりまして?
 夏風邪がしつこい!なんてそんなことではありません、未だ自分の身に起った出来事に対して整理が出来ないのでパソコンを何日も開く事がありませんでした。
 
 それは突然病院から二度目の電話があり「ご家族様にお話があります」と言うので、飛んで行ってみると前回は余命はそれ程残されていませんと言った内容でしたが、今回の話しは「妹さんのガンはとても進行が早く、何ヶ月と言う単位ではなく週単位での余命かと思うので覚悟をして下さい」と、体中の力が抜ける宣告で!

 妹も初めて聞くショッキングなもので、シゲ爺も4昼夜ほど連続で泊まり込んでの看病で弱り切った体に夏風邪をもらってしまい、生きるの死ぬのと言う場面で「夏風邪」かいと言うちっぽけな話しで久しぶりのブログ再会です。でもこれはかなり深刻で長い話しに成りそうなのす。

 今回は「人間が死ぬ程の苦しみ」をいかに耐えたか、それをつぶさに初めて見て来た小心者のシゲ爺にとっても書くのが辛いので今日は久しぶりのご挨拶だけにとどめたいと思います。

 次回の楽しみ何て何もありませんので「人間の最後の瞬間なんて聞きたくも無い方」はしばらく決して見ないようにして下さい。

18日
 傷口の消毒だけで、いつものようにその日に帰れると病院にお気軽に出掛けた妹だったらしいが、速入院となりあわてて嫁が身の回りの物を持って病院に行く。毎日嫁は電車で病院に通ってくれてる。

 妹が母親に会いたがってるので随分長く母親には病気の事は黙って来たが、隠しきれなく成り田舎から連れて来てたが、一日体を休めて明日面会に連れて行こうと思う。

 21日
 四人部屋に入ってる妹を母親と共に見舞う、ものすごく喜びはしゃぐ妹をみて「何とかガンと共存出来ないものか」と祈りたい気持ちになった。 病院が「どうしても一時退院をして身の回りの始末をしたい」と言う妹の願事を聞き入れてくれ、かろうじて安定している今日の午後車いすに酸素ボンベを取り付けて外出する。

 マンションの階段が厳しいので娘夫婦にも手伝いに来てもらい、車いすごとマンションの部屋に入り、 、こまごまとした遺言と後の事を聞いてやる。 長年の親友二人も来てくれ、それぞれに自分で決めていた形見分けのアクセサリーや洋服をを手渡していたが、皆さん喜んでその品々を大事にすると受け取って呉れていた。

 もちろん嫁や甥の嫁や姪の分も自分で決めていて、それらを自分で手渡せたので妹はもう思い残す事はないと安心して病室に帰った。

病院に帰ってからもこまごまとした遺言と後の憂いを聞いてやる。そんなことはもう気遣うなよというくらい細かい事迄気を使って「ほんまに優しい子なんや」と思ってしまう。

22日
 気遣いの激しい妹はお隣さんに迷惑だからと個室に移ったので、苦しい呼吸をしてもお隣さんに気兼ねをしなくて済むのでその分気が楽になったようだ。嫁が見舞いに行くと今日もいつもの友達が来てくれて話しが弾んでいたらしいが、その夜は妹一人が個室で淋しく寝る。

23日
 個室に入ってすぐに病状が急変して、気遣いのする妹は看護師さんなどに決して我がままを言わないで我慢してしまうので、家族が24時間付き添うことにした、病院は泊る必要は無いし、病状に異変があればお別れ出来る時間帯にお知らせしますから、と言ってくれたが、また「どうしても付き添って上げたいなら、病院はその体制を十分取らせて頂きます」とも言ってくれ、簡易ベッドをおいらの為に作ってくれた。


 思い返してみれば決して優しい兄ではなかった!優しくしようと思えばいかに妹がバリバリの会社員であっても兄としてのアドバイスくらいは出来たかもしれないが、常に妹の方がしっかり者でアドバイスを貰っていたのはいつも兄の方でした。

 黄疸がでているので写真ではそれほど美しい手とはみえないが、生涯独身で過ごした妹の手は生活のあれなど無く長年若者の手など握ったことはないので正確かどうか分からないがす65才を過ぎた高齢者の手とは到底思えないすべすべでまるで二十歳の生娘のような手だった!

 初めて泊った夜はまだ意識があり、ベッドの横に座ってくれないかと言うので、少し頭をずらしてもらった隙間に座り手を握って欲しいと言うので手を出すとまるで兄を恋人を勘違いしてるのではないかと思える程長い間(何時間と言う単位で)手を離す事は無かった。

 長い間女一人で突っ張って生活するのがいかに大変だったかとこの瞬間感じられ、愛おしさがこみあげ巷で良く聞く奇跡が起って欲しいと心から思うのであったが、一時間ごとに容態は悪化するばかりで意識が無くなってる間も手だけは放すもんかと握りしめさすり続ける。

8月8日(シゲ爺結婚記念日)
 シゲ爺の風邪は嫁、ばあちゃんに次々移し特に嫁など結婚以来初めての悪性の風邪をひいてしまったのではないかと思う。この家は嫁がエンジンとして動いているので、当然現在葬式の後の事が殆ど停まり家全体が空き家の様な淋しい事になってる。
 そんな中妹と仲良くしてたといってくれる親子さんがわざわざ我が家に来てくれお参りをしてくれる。兄の知らない妹の日常をお二人に聞き嬉しく成ってしまう。 別れ際不覚にも思わず握手をしてしまった。お二人にシゲ爺の風邪がうつらないことを祈るばかりです。そのうちにお二人には妹の眠るであろう田舎の墓地に来て頂ける事を夢見ます!


24日
 昼過ぎ看護師さんから「ご飯は食べましたか?」と言われ始めて昨夜から飲まず食わずだったことに気が付く、昨夜嫁が買って来てくれたオニギリとパンを食べたが、こんな簡単なこと(腹が減ってる)も分からなくほど看病とは大変なことだとは知らなかった。
 嫁は「自分は人の世話をする運命にあるんだ」といつも言ってるように、何人もの肉親の世話をしてきたので、どれ程大変か良く分かってる。
 
 24日夕方早くに病院に来てくれた嫁は「2晩も泊ったら体が持たない」から、家に帰って「ほか弁の野菜炒め弁当」でも食べて、風呂に入り、睡眠薬を飲んでゆっくり寝て来て下さいとしつこく言うもんで、言われた通り家に帰ってその通りやってみたが、昨夜は一睡もしてないのに、いくら寝ようとしてもいつもの倍の睡眠薬を飲んだのに全然薬が効いてくれなく、8時過ぎには家を後にして病院に行ってしまった。
 
こうして妹と離れている間にも死んでしまうのではないかと?人間て中々死なないのを知らないから手を離さないと約束したのでそれを守りたい一心で病室に戻り嫁と二人で泊ることにした。苦しそうな息づかいを聞いていると、いくら睡魔が襲って来ても寝れるもんじゃない! 

 嫁は昼間はばあちゃんの食事の支度に電車で家に帰り、すぐに病院に取って返してシゲ爺の介護と妹の看病にもう見てるだけで嫁の偉さに頭ペコペコなんていくらしてもおっつかないだろう。鼻から酸素を吸う力がなくなりマスクの酸素吸入に換えてもらったが、それが鬱陶しいらしく自分でなんども取ってしまうので、

 中腰になってマスクを口から3センチ程のところで持ってやってるがシゲ爺が腰痛になってしまい、先生に言うと「いやがるなら無理にしなくても、胸元に置いて口に向って酸素が出てるだけでも、随分楽な筈ですから」と、もう少し早くに教えて欲しかった情報が届き、これほど妹思いだったか?我ながら感心す!

 少しずつだが「人間はそう簡単には死ねない」のだと分かって来て、あの苦しそうな息もこの方法が楽なのだと思えるように成って来た。妹の息に合わせて自分も息をしてみるとほんまにゆっくりでしばらくは楽なのである、遅いのでいつまでも妹の息に合わせられないこちらの息があがってしまう。

 そう簡単に死なないと分かって来ると少しの微睡が出来るように成り、嫁とシゲ爺が交代でウトウト出来るようになった。もう今日が何日で昼なのか夜なのかさえ分からなく成ってる。(妹は独り住まいで、昔から電気を消して寝れなかったそうで、病院でも消灯するのをとてもいやがり、常に電灯は消すことが無かった)

 心臓は力強く打ってるが少しづつ血圧が下がり出したので今夜が山かも知れませんと昨夜も今夜も言われた。
25日(土)


 午後の早い時間帯に二人の親友が一昨日に続き今日も見舞ってくれる。この時妹はニコニコ笑いながら対応してたが、少し遅れて見舞ってくれた二人の親友には終始目を開けること無く急に悪く成ったことを実感する。

 そして先生から本人確認は事前にとれてますが「モルヒネを入れたいと思います」と親族の同意を求められ、苦しむ妹を少し長く見続けるのか?痛がる妹を少しでも楽にしてあげるのか?長く考えている時間はなさそうなので「モルヒネをお願いします」とシゲ爺自身も苦しい決断をする。

 一日中ほとんど意識は無く息をするたびに苦しそうな叫び声に似た声を出し、夢でも見てるのか叫び声が何か言ってるようにも聞こえ必死に聞き取ろうとするがどうしても聞き取れない。

 その夜血圧が上60〜80台で首迄ムクミが上がって来てみてるのも可哀想だ! 足などは大根なんてものじゃなく足場丸太のサイズにふくれ片足を持つもの重い! 今夜も危ないですと言われたので二人で泊ることになった。

 20時50分かろうじて体力を維持するだけの薄い点滴を吸収する体力が無くなり、天敵液が漏れ出し他に入る場所が見つからないので「これで栄養の点滴は外させて下さい」と先生に言われモルヒネに続き二度目の苦しい同意をする。

 これで妹はモルヒネの点滴しか入って来ないので痛みは無いだろうが、体力を維持する栄養が無いと言うことは奇跡は決して起らないということになった。

 兄として生まれて一度として妹に良いことをしてやらなかったことを悔やむ!最後にしてやれたことと言えば「生きる為の最後の点滴の管を外す決断」だったとは悔やまれて成らん。

 21時 何日も続いた荒い寝息が栄養の点滴を外したせいか静かな寝息に変わる、やすらかにみえる!でもそれだけの体力も無く成ったという証拠か?

 0時 医学的には痛みは感じない筈ですと先生は言うが、体を動かすのは顔をしかめてとてもいやがる。オムツ交換をしてもらってる間いかに兄とは言えまるで意識のないようにみえる妹だが、手を握ってると分かるのだ「ちゃんと聞こえるし感じていることが指のかすかな動きで分かるのだ」だから兄に見られるのは嫌だろうから外に出て待ってる。

 しばらくしたら別の看護師さんがのどに溜まったタンを吸い取りに来てくれたが妹は「非常に嫌がる」ので、今迄自分を主張することなく人生を送って来たのだから「こんな時は一度くらい我がままを言っても良いから」と言うと昏睡状態にみえても耳はちゃんと聞こえているらしく首を立てに降る仕草をみせたので、看護師さんにシゲ爺からまだ息が詰まる程タンは溜まってないので今回は止めて欲しいとお願いする。

 家族の一員として生まれ育ち厳しい世間で独り立ちし最後は又家族の元に返ってくるのが分かった。3時頃何だか騒ぎ出し目が覚める。4時前に嫁と交代して手を握ってやるも、突き放す仕草をしてどこかに行こうとする4時15分落ち着く!顔は一回り小さく成ったが、首の腫れがますます増し見た目が可哀想だ!いつも握っている右手だけはほっそりいつもの妹の手だったが、いよいよ右手も水が溜まって来た。

 4時20分 血圧が測れなく成ったと看護師さんから告げられる。肺が破裂するかも知れませんと言われたが、もうどうすることもできない!妹はやすらかな安らかな表情で寝ている。この時妹よりシゲ爺の意識が急に遠のいていく、脳みそに喝を入れて現実の世界に戻った5時00分

 意識が無くなった時、シゲ爺は妹の行く世界を下見していたようだ、遥か彼方は白銀のエベレストらしい山魂が連なり、その手前は広大なカール状の草原が広がり山裾には30メートルほどの真っ赤な桃程の実が木全体に生っていて、葉っぱは無く日本のサクランボみたいなその実は上を向いてびっしり生っている。

 そんな木が山裾にそって一直線に生えていた。その実はインド人らしき案内の人によると「xxxx」と言い聞いたことの無い名前の木の実で、とても貴重な物だと言っていた。

 そこには三途の川は無かったからシゲ爺の今行くあの世ではなく、妹の行く世界だったのかと今もその光景が忘れられない、木の実の名前を忘れたのが悔やまれるがね!今度シゲ爺が三途の川を渡った時はあの景色を探せば妹に会えると思えば最後に兄として良い仕事をしたと自分に言い聞かせている。

 26日9時2分あれほど苦しんだ妹は最後の10分か20分か分からないが、我々夫婦に両手を握られ実に静かに安らかにもうじき67才の誕生日を前に、66年という早すぎる人生に幕を閉じた。

 女1人誰にも頼らずキツいことも言わず、友達によると常に優しい女性だったそうで、随分先の人生設計迄してたようだが、計画半ばで病魔に冒され口惜しい生涯の幕を引くことになった。

 母や兄より先に逝ってしまった。これで我々夫婦はどちらも先に妹に逝かれてしまい姉妹のいない夫婦となってしまった。


 最後に告別式は妹の本意で「特別のお友達」と「家族だけ」で慎ましく行ったが、花だけは一杯にして華やかにおくってやりたかったので皆さんにお願いして棺桶の蓋が出来ない程の花で飾ってやれました。

 ほとんどの人はシゲ爺の妹の死なんて感心は無いと思いますが、シゲ爺の人生の一部ですのでここに記録した。

 
 
 



 
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