リタイヤからの出発

旅の写真や、田舎暮らしの様子などを、書いていきます。
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月田秀子さんを偲ぶ会(心斎橋アートクラブ)

 昨年亡くなったファド歌手「月田秀子」さんの一周忌に参加して来ました。日本ではファドと言ってもそれ程有名ではないかも知れませんが、

あのアマリア・ロドリゲスから、自分の後を継ぐのはイデコ(秀子)だとまで言われ可愛がられた。

日本でリスボンの下町の臭いがするファドを歌えるのは、まだ彼女だけかもしれません。

 彼女の死を悼んで「中井 不二男」氏が「ナザレに死す」という詩を朗読され、感動した!

「HPに掲載しても良いです」と許されたので、ここに記します。

 

 愛しき幻影よ

 漸く息を吹き返した春の到来!

 しかしそれは彼女にとって

 本当の憩いの場ではなかった。

 せわしなく暮らしの場を変えて

 次から次へと自分の目指す目標を変えて

 想いを遂げようとするのだが

 それでもなお足りぬものに気付く

 それを人は生命の無駄遣いというかも知れない

 

 そんな時に一羽の青い蝶が

 山吹の花の咲き誇る

 灌木の裏っ側から飛び翔つを知る

 軈(やがて)て蝶は北大西洋の日没に

 溶けるように消えて行く

 そうだ!是こそが月田秀子の

 消滅の証かも知れない

 

 親しく遠いナザレの海

 彼女の遺灰をナザレの海に撒いたと言う

 ナザレの海が歌い始めたのは

 その時以来だと言う

 幾多の色に染まって溶けるように沈む太陽に

 蝶が舞い、波が歌い始める

 

 消滅は必ずしも「永遠の決別」を意味するものではない

 邪魔な物の全てを削ぎ落として

 純粋に自分の本音だけで

 生き抜くことを意味しているのだ

 

 永遠に彼女の国籍は日本であり、

 心情的には葡萄牙(ポルトガル)である

 それを葡萄牙の大統領が認めたと聴く

 この不思議は

 人の世を勝手に区切ろうとする輩(やから)に対する報復かも・・・。

 ナザレの海に漂う「ファド」の魂は

 幽かな小舟に夢を乗せ

 果てしない旅に出かけるのだ

 

 月田秀子さんの死を悼んで集まった50人ほどのファンは、ポルトガルギターの演奏が始まると、

何処からか秀子さんが現れ歌いだすのではないかという錯覚に陥ってしまいそうな、ファドクラブの代表者の森本氏

はじめ会場に集まった皆さんは秀子の猛烈なファンであり、こういった場面に弱いシゲ爺にとっても

いこごちの良いアットホームな集いでした。

ファンの中でいつまでも輝き続ける月田秀子さんのご冥福を祈ります。

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